夕日が沈むまえに

1960年頃生まれの男の記述 半世紀をふりかえり、そしてこれから

2014-01-01から1年間の記事一覧

京都 路地裏の家 1960~1965

そのあたりは今でも昼間に修行僧と舞妓さんがすれ違ったりするような場所。 歯医者さんに行ったら私服の着物を着た舞妓さんが待合室に居たりする。 路地のことを京都では「ろーじ」と発音する。 私が幼い頃過ごした家は、路地裏の小さな家だった。 その場所…

父はズラだった。

私が幼い頃、父と遊んでいたら頭の一部が脱落したのを覚えている。 いや、それ以前の物心つかない頃に肩車をしてもらっていて、ズラをずらしてしまい、これはいかんと思ったのか私が自らもとに戻したと母が言っていた。なかなか賢い子供だったんだな、と思う…

ブログを始めるにあたって前口上

昨2013年のニュースで力道山やケネディの死から50年と言っている、両方のニュースを憶えているから、私は確実に50年を振返ることができるようになったわけだ。 50年といえば「半世紀」、つまり人が子を産み、育て、死んでいくには充分な時間。と、去年…