夕日が沈むまえに

1960年頃生まれの男の記述 半世紀をふりかえり、そしてこれから

京都

やたら縁日の夜店が多かった。

京都市中心部でも定期的に縁日が出ていた。物心ついた頃から1970年頃までだったと思う。 まだ自動車が少なかったからだろう。 これは年に一度の山車が出るような大きな祭りというのじゃなくて、月一ペースで夜に屋台が出るというものだ。 お寺の縁日なのに、…

京都 路地裏の家 1960~1965

そのあたりは今でも昼間に修行僧と舞妓さんがすれ違ったりするような場所。 歯医者さんに行ったら私服の着物を着た舞妓さんが待合室に居たりする。 路地のことを京都では「ろーじ」と発音する。 私が幼い頃過ごした家は、路地裏の小さな家だった。 その場所…